2018年 西日本豪雨災害での活動報告

2018年7月5日から台風・梅雨前線の影響により西日本を中心に豪雨が発生。
河川の氾濫・土砂災害・洪水・浸水被害などの危険性が高まり、当病院所在地である島原半島でも避難勧告が発令。当チームは島原半島の豪雨による被害が軽微である事を確認後、西日本各地の豪雨被害情報を収集。7月7日午後9時30分、最も被害が大きかった倉敷市真備町へ緊急出動。倉敷へと続く高速道路は至る所で豪雨により閉鎖。降り続ける雨の中、土砂崩れなどに注意を払い迂回路を探し現地へと向かいました。

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【写真】迂回しながら現地へ向かっている様子
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【写真】家屋などの水没により、家具やゴミなどが町中にあふれている

 

7月8日正午、真備町へ到着。直ちに被災者の支援を開始。開設された避難所を巡回し、医療支援、必要物資を運搬、冠水している現場においては排水作業等を施行。

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  【写真】現地の臨時本部での情報収集   【写真】被災地の状況確認中

同日夕方からは倉敷市役所の対策本部にて情報交換を行い、医療支援が必要な地域や避難所に出動、被災された方へ点滴や創傷処置などを行いました。微力ではありましたが被災された方に支援を行い、状況の安定を確認、帰路につきました。
この度の豪雨災害によって被害を受けられました皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、被災された皆様の一日も早い復旧と復興をお祈りいたします。

医療法人栄和会 泉川病院